2007年05月25日
AR15A2その6 クレーンストック装備
AR15A2です。
オークションにて加工済みストックパイプを入手、念願のストック交換と相成りました。
まずは購入したストックとセットになっていたクレーンストックに換装です。

サンプロM16系列の標準状態では、パイプ系が太いためリアルサイズストックやそれに準じる
マルイ電動用ストックが装着できません。
そのために加工が必要なわけです。
以前プラムプロジェクトにて加工済みストップパイプを販売していましたが商品一覧から消えてしまいました。
諦めかけていたのですが、入手できたのはラッキーでした。
加工した実銃用ストックというのも時々出品されており、非常に軽量でブローバックのショック
も強く感じるそうなのですが、いかんせんフロントへビーになりがちなM4系。
ある程度後方に重みがあったほうがバランスは向上します。
がたつきなしを最優先に作成されたとのことで非常にタイトですが、ストックを伸ばした時も
ぐらつきがたつきはありません。
ストックはキングアームズ製です。
チークパッド内側に収納されたパイプ内にはCR123Aを実際に収納可能です。

横から見たシルエットはなかなか良いのですが、自分の用途にはどうも大げさかな、というよう
にも思えます。
スコープなどで精密に射撃を行う際には有効だと思われます。
現在はマグプルCTRタイプのレプリカストックを装着しています。
BGM:
オークションにて加工済みストックパイプを入手、念願のストック交換と相成りました。
まずは購入したストックとセットになっていたクレーンストックに換装です。
サンプロM16系列の標準状態では、パイプ系が太いためリアルサイズストックやそれに準じる
マルイ電動用ストックが装着できません。
そのために加工が必要なわけです。
以前プラムプロジェクトにて加工済みストップパイプを販売していましたが商品一覧から消えてしまいました。
諦めかけていたのですが、入手できたのはラッキーでした。
加工した実銃用ストックというのも時々出品されており、非常に軽量でブローバックのショック
も強く感じるそうなのですが、いかんせんフロントへビーになりがちなM4系。
ある程度後方に重みがあったほうがバランスは向上します。
がたつきなしを最優先に作成されたとのことで非常にタイトですが、ストックを伸ばした時も
ぐらつきがたつきはありません。
ストックはキングアームズ製です。
チークパッド内側に収納されたパイプ内にはCR123Aを実際に収納可能です。
横から見たシルエットはなかなか良いのですが、自分の用途にはどうも大げさかな、というよう
にも思えます。
スコープなどで精密に射撃を行う際には有効だと思われます。
現在はマグプルCTRタイプのレプリカストックを装着しています。
BGM:
2007年05月19日
パコールさん by明日香縫製雑貨店
今回は装備品、帽子の紹介です。

サバイバルゲームでかぶる帽子といえばブーニーハット、ベースボールキャップなどなど
さまざまですが、通常は迷彩物かパッチ装着可能なキャップ、出なければヘルメットが多い
と思います。
今回紹介するパコールはアフガニスタンの帽子です。
かつてソ連の侵攻に対し抵抗したムジャヒディンもかぶった帽子です。
もともとはアフガニスタン寒冷地で頭部を寒さから守るために生まれたものといわれています。
明日香縫製のパコール、前から気になっていたのですが今回の再入荷でやっと購入できました。
とてもやわらかい、さっくりとした感じの生地で作られています。
しなやかに伸縮し、大きめの頭にもしっかりフィットしますが窮屈な感じはまったくありません。
つばがない帽子ということもあり、かぶっていることを忘れるほどです。
以前住んでいたところが苛酷な環境だったため、これまでつば広のハットを愛用してきましたが
それに比べれも着用感がよく、コーディネートさえ問題なければ乗り換えようかと思うほどです。
民兵、傭兵、PMCと幅広い装備にフィットするでしょう。
これとカミースでPMCっぽい装備でまとめたいところです。
…キングサイズのCIAカミースが出たら、速攻で購入です。

BGM:Dan Hill「It's a long road 」
サバイバルゲームでかぶる帽子といえばブーニーハット、ベースボールキャップなどなど
さまざまですが、通常は迷彩物かパッチ装着可能なキャップ、出なければヘルメットが多い
と思います。
今回紹介するパコールはアフガニスタンの帽子です。
かつてソ連の侵攻に対し抵抗したムジャヒディンもかぶった帽子です。
もともとはアフガニスタン寒冷地で頭部を寒さから守るために生まれたものといわれています。
明日香縫製のパコール、前から気になっていたのですが今回の再入荷でやっと購入できました。
とてもやわらかい、さっくりとした感じの生地で作られています。
しなやかに伸縮し、大きめの頭にもしっかりフィットしますが窮屈な感じはまったくありません。
つばがない帽子ということもあり、かぶっていることを忘れるほどです。
以前住んでいたところが苛酷な環境だったため、これまでつば広のハットを愛用してきましたが
それに比べれも着用感がよく、コーディネートさえ問題なければ乗り換えようかと思うほどです。
民兵、傭兵、PMCと幅広い装備にフィットするでしょう。
これとカミースでPMCっぽい装備でまとめたいところです。
…キングサイズのCIAカミースが出たら、速攻で購入です。
BGM:Dan Hill「It's a long road 」
2007年05月13日
Grossfuss MG-42 by Shoei
今回は汎用機関銃の紹介です。

松栄製作所の誇る大型エアブローバックマシンガン、MG-42です。
後記型を再現したモデルということです。
全長1230mm、バイポッド装備重量6.5Kgの大物です。
エアガン化は望んでいましたが、まさかブローバックで出るとは思いませんでした。
うれしい誤算というものです。
実銃はナチスドイツの開発した機関銃で、軽機関銃としても重機関銃としても使用できる
高い汎用性をもった機関銃で、現在の多くの機関銃の基礎になった名銃です。
高い工作精度と多くの手間を要求されるMG-34にかわり開発されプレス工法などで生産
性を高めていましたが、配備開始が遅かったため総配備数はMG-34に及びませんでした。
外装材質はアルミ板プレス、亜鉛ダイキャスト、鉄。ユニットはほぼ真鍮という構造で、
マニュアルの注意書きに「この銃は弾づまりを起こしても壊れません」と記載されている
貴重な銃です(笑)。

実銃は見たことがありませんが、外装の不満点はほぼありません。
アルミのバレルジャケットが重量に対してやや柔らかいような感じも受けますが、投げ
落したりしなければ強度的には問題ないでしょう。

フロント側です。
フロントサイト、リアサイトとも可倒式。簡易対空サイトも装備。クモの巣型対空用サイトも
装着可能です。
アウターバレル基部にホップ調整ダイヤルがあります。
バイポッドはスチール製で頑丈です。しかしそのためにバイポッドを折りたたんだ際バレル
ジャケットの穴にストッパーをひっかけて固定するとジャケット側に傷が付いてしまいます。
ちなみにグリップからバイポッドまで結構距離があります。
女子供が銃をわきに抱えバイポッドをフォアグリップ代りにして保持している絵を見たことが
ありますが、日本人だと大のおとなでも結構ぎりぎりです(笑)

後ろ半分です。
側面の取っ手はコッキングハンドルで、写真は引ききった状態です。
ハンドルは前方にある時は倒れた状態になっておりそれを起こすとロックが外れコッキング
できるような構造になっています。
グリップ、ストックは後記型ということで初期型と違い不足したベークライトを補うための木製
になっています。
フィードカバーは開閉可能。フィードカバーを開けた状態で専用マガジンを装着するか、
ダミーカートのベルトリンクを装着できます。
両方は装着できないので、そのままではカートを装着したままBB弾の発射はできません。
専用マガジンは250発前後装填可能です。
このMG-42はフィードトレー上のマガジンを左右に動かし、マガジン内のローダーを作動
させチャンバーにBB弾を送り込む給弾システムでそれを利用してダミーカートリンクを
振動させる機能があります
そのためカバー内にボルトと連動するレールがあり、それをボルト側にかみ合わせないと
正常に作動しません。そのためにマガジンの交換にやや時間が手間がかかります。
作動システムはASCS式エアブローバックで、これは以前に紹介したサンプロAR15や
一部で有名なユースエンジニアリングのMP5と同じシステムです。
汚れなどに強い堅牢なシステムで、作動性能は抜群です。
使用面ではいくつか問題があります。
まず、5.5気圧ではフルストロークでのブローバックをしないこと。
ボルトリターンスプリングが恐ろしくかたく、また真鍮の塊のようなボルトユニット自身が
非常に重いので、後退する途中で押し戻されるような形になります。
もっとも、フルストロークしなくても弾は出てくれるのですが。
第2に、フルストロークで後退しない理由とおなじ理由でサイクルが非常に遅いことです。
M60ならばちょうどいいくらいのサイクルで、1分間1200発の実銃サイクルには遠く及ばない
のが惜しまれます。
高い加工技術があれば線径の細いリコイルスプリングとアルミ製の軽量ボルトで高速な
回転を実現できるかもしれませんが…
しかし、何といってもこの銃は実射うんぬんより存在感と削岩機のような振動を楽しむ銃と
言えるでしょう。
決して安くは無いものですがこのクオリティでこの値段ははむしろ安い、と思える製品です。
BGM:THE LONGEST DAY
松栄製作所の誇る大型エアブローバックマシンガン、MG-42です。
後記型を再現したモデルということです。
全長1230mm、バイポッド装備重量6.5Kgの大物です。
エアガン化は望んでいましたが、まさかブローバックで出るとは思いませんでした。
うれしい誤算というものです。
実銃はナチスドイツの開発した機関銃で、軽機関銃としても重機関銃としても使用できる
高い汎用性をもった機関銃で、現在の多くの機関銃の基礎になった名銃です。
高い工作精度と多くの手間を要求されるMG-34にかわり開発されプレス工法などで生産
性を高めていましたが、配備開始が遅かったため総配備数はMG-34に及びませんでした。
外装材質はアルミ板プレス、亜鉛ダイキャスト、鉄。ユニットはほぼ真鍮という構造で、
マニュアルの注意書きに「この銃は弾づまりを起こしても壊れません」と記載されている
貴重な銃です(笑)。
実銃は見たことがありませんが、外装の不満点はほぼありません。
アルミのバレルジャケットが重量に対してやや柔らかいような感じも受けますが、投げ
落したりしなければ強度的には問題ないでしょう。
フロント側です。
フロントサイト、リアサイトとも可倒式。簡易対空サイトも装備。クモの巣型対空用サイトも
装着可能です。
アウターバレル基部にホップ調整ダイヤルがあります。
バイポッドはスチール製で頑丈です。しかしそのためにバイポッドを折りたたんだ際バレル
ジャケットの穴にストッパーをひっかけて固定するとジャケット側に傷が付いてしまいます。
ちなみにグリップからバイポッドまで結構距離があります。
女子供が銃をわきに抱えバイポッドをフォアグリップ代りにして保持している絵を見たことが
ありますが、日本人だと大のおとなでも結構ぎりぎりです(笑)
後ろ半分です。
側面の取っ手はコッキングハンドルで、写真は引ききった状態です。
ハンドルは前方にある時は倒れた状態になっておりそれを起こすとロックが外れコッキング
できるような構造になっています。
グリップ、ストックは後記型ということで初期型と違い不足したベークライトを補うための木製
になっています。
フィードカバーは開閉可能。フィードカバーを開けた状態で専用マガジンを装着するか、
ダミーカートのベルトリンクを装着できます。
両方は装着できないので、そのままではカートを装着したままBB弾の発射はできません。
専用マガジンは250発前後装填可能です。
このMG-42はフィードトレー上のマガジンを左右に動かし、マガジン内のローダーを作動
させチャンバーにBB弾を送り込む給弾システムでそれを利用してダミーカートリンクを
振動させる機能があります
そのためカバー内にボルトと連動するレールがあり、それをボルト側にかみ合わせないと
正常に作動しません。そのためにマガジンの交換にやや時間が手間がかかります。
作動システムはASCS式エアブローバックで、これは以前に紹介したサンプロAR15や
一部で有名なユースエンジニアリングのMP5と同じシステムです。
汚れなどに強い堅牢なシステムで、作動性能は抜群です。
使用面ではいくつか問題があります。
まず、5.5気圧ではフルストロークでのブローバックをしないこと。
ボルトリターンスプリングが恐ろしくかたく、また真鍮の塊のようなボルトユニット自身が
非常に重いので、後退する途中で押し戻されるような形になります。
もっとも、フルストロークしなくても弾は出てくれるのですが。
第2に、フルストロークで後退しない理由とおなじ理由でサイクルが非常に遅いことです。
M60ならばちょうどいいくらいのサイクルで、1分間1200発の実銃サイクルには遠く及ばない
のが惜しまれます。
高い加工技術があれば線径の細いリコイルスプリングとアルミ製の軽量ボルトで高速な
回転を実現できるかもしれませんが…
しかし、何といってもこの銃は実射うんぬんより存在感と削岩機のような振動を楽しむ銃と
言えるでしょう。
決して安くは無いものですがこのクオリティでこの値段ははむしろ安い、と思える製品です。
BGM:THE LONGEST DAY
2007年05月02日
P210バレルロック追加
ロングストローク化で満足したはずのマルシンSIG P210。

・・・結局、バレルのロック機構も追加することになりました。
銃口を下に向けてスライドを引く場合やもしくは発射する場合特になのですが、スライド
の後退にアウターバレルが置いていかれてスライド内部と干渉し動作か渋くなること
現象がどうしても発生します。
アウターバレルを削って対処しましたがどうにもうまくいかないのと、やはりバレルが
がたがた動いたり垂れ下がるのは見栄えが悪いため、何とかすることにしたのです。
はじめはスライド内部に単純にロッキングラグをつけるつもりでしたが、バレル側のリブ
を削ってしまっていたこともありうまくいきませんでした。
そのため、1mmのABS板を2枚重ね、チャンバー部分の段差のみでロックするように
しました。

あわせてバレル側のリブもすべて落とし、できるだけスライド側のロックと深くかみ合う
ようにしました。

構造が単純化され、グロックやP220などのようなチャンバーがロック機構をかねるもの
に近い構造になりました。
作業は今回私が採った方法のほうが簡単ですが、バレルのリブを削り落とす前だったら
そのままリブを生かしたロックにしたほうが固定力はあがりそうです。
これによりバレルのガタや作動不良が一掃されたのみならず、アウターバレル固定力も
上がりインナーバレルのぶれ防止にも一役買っています。
作動も良好でこれで大満足なのですが、機会があればマルイのG26、P226R用の
カスタムバルブなどの組んでみたいと思います。
ガスタンク容量が小さいので、逆効果になることもあるかもしれませんが…。
あと、できればどこかのメーカーからカスタムバレル出してください。
BGM:Ricky Martin「Maria」
・・・結局、バレルのロック機構も追加することになりました。
銃口を下に向けてスライドを引く場合やもしくは発射する場合特になのですが、スライド
の後退にアウターバレルが置いていかれてスライド内部と干渉し動作か渋くなること
現象がどうしても発生します。
アウターバレルを削って対処しましたがどうにもうまくいかないのと、やはりバレルが
がたがた動いたり垂れ下がるのは見栄えが悪いため、何とかすることにしたのです。
はじめはスライド内部に単純にロッキングラグをつけるつもりでしたが、バレル側のリブ
を削ってしまっていたこともありうまくいきませんでした。
そのため、1mmのABS板を2枚重ね、チャンバー部分の段差のみでロックするように
しました。
あわせてバレル側のリブもすべて落とし、できるだけスライド側のロックと深くかみ合う
ようにしました。
構造が単純化され、グロックやP220などのようなチャンバーがロック機構をかねるもの
に近い構造になりました。
作業は今回私が採った方法のほうが簡単ですが、バレルのリブを削り落とす前だったら
そのままリブを生かしたロックにしたほうが固定力はあがりそうです。
これによりバレルのガタや作動不良が一掃されたのみならず、アウターバレル固定力も
上がりインナーバレルのぶれ防止にも一役買っています。
作動も良好でこれで大満足なのですが、機会があればマルイのG26、P226R用の
カスタムバルブなどの組んでみたいと思います。
ガスタンク容量が小さいので、逆効果になることもあるかもしれませんが…。
あと、できればどこかのメーカーからカスタムバレル出してください。
BGM:Ricky Martin「Maria」
2007年05月01日
ELEKTRO LUMENS XM3
今回は知る人ぞ知る、というライトの紹介です。

エレクトロルーメンス製、XM3です。
フラッシュライトは最近「タクティカル」という面では必須のアイテムになってきました。
ストリームライト、ペリカン、マグライト、そして、現在の代表格シュアファイア。
しかし現在ではそれ以外にも低価格高品質なGENTOSスーパーファイアシリーズ、
そして米国、カナダの警察機関でも採用されたWolfEyesのDefenderなど、ほかの
メーカーからも優れた製品が出てくるようになりました。
DefenderはCree 7090 XR-E P4を採用し、シュアファイア6Pとほぼ同サイズで
なんと100ルーメン以上の明るさと3時間以上のランタイムを誇り、シュアファイア製
フラッシュライトをはるかに凌駕する性能を持っています。
シュアファイアでも充分信頼性の高まったCreeを採用したモデルが望まれるところ
です。
今回のXM3は、そんな華やかなタクティカルライト界とは一線を画す、とても地味な
ライトです。
エレクトロルーメンスはライトメーカーというより趣味のライト製作といったほうが近い
ほどの小規模家内制手工業メーカーです。
いろいろ面白いライトを、こだわりを持った手作りで供給しており、販売は受注生産の
体制(もしくは製作数を決めて購入希望者を募集)をとっています。

XM3はアルミ削りだしボディの単3電池2本使用のライトです。
この手の形状のライトとしては珍しく、リチウム電池ではない電池を使用するため
ランニングコストが低く抑えられるのが特徴です。
バルブはLuxeon 3W。まさに「真っ白」な高品質のものを使用しています。
明るさは3Wとしては標準的です。リフレクタは鏡面のものですが、その配光はムラの
ない美しいもので、非常に使いやすいです。

難点としてはDC回路の関係で、初期電圧の高い単3オキシライドやリチウム電池が
使用できない点と、この手のライトのサイズとしては非常に「ごっつい」点です。
下の写真をご覧ください。

左がCR123Aを3本使用するシュアファイア9P、右が同じ電源のミニマグライト2AA です。
9Pよりでかいですね(笑)
このライトのボディはまるでアルミの塊のような分厚さです。
半分の厚みにしてもシュアファイアのボディの厚みの倍はあるでしょう。
象が踏んでも壊れそうにありません。
このため単3を2本使用のライトにしては重量があります。
スイッチはテールプッシュ式で軽く押して間欠点灯、強く押すと録されて常時点灯になり
これは使いやすいです。
とっても男性的なデザインのこのライト、かっこいいのですがせめて7割ぐらいの体積だと
毎日持ち歩くのにもよいのですがね…
BGM:DSCHINGHIS KHAN「DSCHINGHIS KHAN」
エレクトロルーメンス製、XM3です。
フラッシュライトは最近「タクティカル」という面では必須のアイテムになってきました。
ストリームライト、ペリカン、マグライト、そして、現在の代表格シュアファイア。
しかし現在ではそれ以外にも低価格高品質なGENTOSスーパーファイアシリーズ、
そして米国、カナダの警察機関でも採用されたWolfEyesのDefenderなど、ほかの
メーカーからも優れた製品が出てくるようになりました。
DefenderはCree 7090 XR-E P4を採用し、シュアファイア6Pとほぼ同サイズで
なんと100ルーメン以上の明るさと3時間以上のランタイムを誇り、シュアファイア製
フラッシュライトをはるかに凌駕する性能を持っています。
シュアファイアでも充分信頼性の高まったCreeを採用したモデルが望まれるところ
です。
今回のXM3は、そんな華やかなタクティカルライト界とは一線を画す、とても地味な
ライトです。
エレクトロルーメンスはライトメーカーというより趣味のライト製作といったほうが近い
ほどの小規模家内制手工業メーカーです。
いろいろ面白いライトを、こだわりを持った手作りで供給しており、販売は受注生産の
体制(もしくは製作数を決めて購入希望者を募集)をとっています。
XM3はアルミ削りだしボディの単3電池2本使用のライトです。
この手の形状のライトとしては珍しく、リチウム電池ではない電池を使用するため
ランニングコストが低く抑えられるのが特徴です。
バルブはLuxeon 3W。まさに「真っ白」な高品質のものを使用しています。
明るさは3Wとしては標準的です。リフレクタは鏡面のものですが、その配光はムラの
ない美しいもので、非常に使いやすいです。
難点としてはDC回路の関係で、初期電圧の高い単3オキシライドやリチウム電池が
使用できない点と、この手のライトのサイズとしては非常に「ごっつい」点です。
下の写真をご覧ください。
左がCR123Aを3本使用するシュアファイア9P、右が同じ電源のミニマグライト2AA です。
9Pよりでかいですね(笑)
このライトのボディはまるでアルミの塊のような分厚さです。
半分の厚みにしてもシュアファイアのボディの厚みの倍はあるでしょう。
象が踏んでも壊れそうにありません。
このため単3を2本使用のライトにしては重量があります。
スイッチはテールプッシュ式で軽く押して間欠点灯、強く押すと録されて常時点灯になり
これは使いやすいです。
とっても男性的なデザインのこのライト、かっこいいのですがせめて7割ぐらいの体積だと
毎日持ち歩くのにもよいのですがね…
BGM:DSCHINGHIS KHAN「DSCHINGHIS KHAN」
2007年05月01日
フルストローク(大体)カスタム P210-6
私はかつてトイガンを切った貼ったするカスタムの世界に身を投じた?
日曜ガンスミスの一人でした。
今の仕事についてあまり時間がなくなり、大掛かりなカスタムといえば1911系がいくつかと
マルイ92Fの外装カスタム、マルゼンMP5Kのクローズドボルト化位のものでした。
今回、先送りにしていたマルシンのP210-6を入手したのですが、元気に作動するものの
何か物足りない。
作動性重視でショートストロークになっているため、ホールドオープン時の姿がどうしても
決まらないのです。
そこで。

(ほぼ)フルストローク化してみました。
まずかんたんにバラしてみると・・・ん?

スライドのスライドストップ用きり欠き部分、フレームのインナーシャーシ(というかウエイト)
部分といい、なにやら後や段差がついていますぞ?
まるでフルストローク化してくれ、というより、フルストロークで作ったけどフルストロークで
安定作動する自信がないぞリミッターが追加されている感じです。
まずフレーム側の加工。
銀色のインナーシャーシ(というかウエイト)の先端、段差から先のほうを切除します。


加工前は上の長さ、加工後は下のようになります。
この銀色の部分がスライドの後退を妨げストロークを短くしています。
続いて、アウターバレルの加工。
実はそのままくみ上げると、ダミーと化したロッキングラグが後退したスライドの内部に干渉し
スライドの戻りが渋くなります。
スプリングによる強制ショートリコイルにできない構造のため、2箇所加工します。


上の写真では前側のロッキングラグを切除。私は突出した部分のみ切除しましたが、
もうちょっと深めに削りとってもいいかもしれません。場合によっては2本とも切除もあり。
下の写真インナーチャンバー部にあるガイド突起に通る溝の部分。
通常より大きくアウターバレルが後退できるように溝の長さを前へ伸ばしています。
さらにリコイルスプリングAssyの加工です。

本来ですとガイドとスプリング、プラグが組み合わさっているのですが、少しでもスライド
後退量を増やすにはプラグのカラーが邪魔になります。
そこでいざぎよくプラグは取っ払います。しのままガイドとスプリングだけで組むと今度は
スライド先端からスプリングが飛び出してしまいますので、そうならないようABSでちょうど
いいサイズのワッシャーを作りスプリングを止めています。
今回リコイルスプリングをやや短くしてしまったのですが、スライド閉鎖の力が弱まって
しまったので失敗だったかもしれません。
いよいよスライド周りです。
まず、スライドストップの溝を大幅に埋めます。

実銃の後退量の資料が見つからなかったため、目分量で決めました。
少なくともホールドオープン時にチャンバーからバレルが見えないこと、スライドストップの
かかりが悪くならないことを念頭におきつつ適当に。
ブリーチ内部です。


超シンプル。
2枚目の写真で銀のピストンカップ下にあるのがリターンスプリングなのですがこれがまた
硬いこと。半分のテンションでいいのですがちょうどよいスプリングもなく、加工も難しいので
ほんの少しだけ短縮、その分引き伸ばし気持ちテンションを下げました。
さて、結果です。
ホールドオープン時の状態。
ビフォアー

アフター

これだけ違います。これでたぶんモデルガンのホールドオープン上状態と変わらないくらい
ではないかと思います。
ブローバックは元から軽快なので、スライドストップの係り具合にも問題はありません。
これで100点満点中65点だったP210も90点にグレードアップ!
これでロッキングラグがライブに動作してたらなあー。
BGM:張國榮「奔向末來日子」
日曜ガンスミスの一人でした。
今の仕事についてあまり時間がなくなり、大掛かりなカスタムといえば1911系がいくつかと
マルイ92Fの外装カスタム、マルゼンMP5Kのクローズドボルト化位のものでした。
今回、先送りにしていたマルシンのP210-6を入手したのですが、元気に作動するものの
何か物足りない。
作動性重視でショートストロークになっているため、ホールドオープン時の姿がどうしても
決まらないのです。
そこで。
(ほぼ)フルストローク化してみました。
まずかんたんにバラしてみると・・・ん?
スライドのスライドストップ用きり欠き部分、フレームのインナーシャーシ(というかウエイト)
部分といい、なにやら後や段差がついていますぞ?
まるでフルストローク化してくれ、というより、フルストロークで作ったけどフルストロークで
安定作動する自信がないぞリミッターが追加されている感じです。
まずフレーム側の加工。
銀色のインナーシャーシ(というかウエイト)の先端、段差から先のほうを切除します。
加工前は上の長さ、加工後は下のようになります。
この銀色の部分がスライドの後退を妨げストロークを短くしています。
続いて、アウターバレルの加工。
実はそのままくみ上げると、ダミーと化したロッキングラグが後退したスライドの内部に干渉し
スライドの戻りが渋くなります。
スプリングによる強制ショートリコイルにできない構造のため、2箇所加工します。
上の写真では前側のロッキングラグを切除。私は突出した部分のみ切除しましたが、
もうちょっと深めに削りとってもいいかもしれません。場合によっては2本とも切除もあり。
下の写真インナーチャンバー部にあるガイド突起に通る溝の部分。
通常より大きくアウターバレルが後退できるように溝の長さを前へ伸ばしています。
さらにリコイルスプリングAssyの加工です。
本来ですとガイドとスプリング、プラグが組み合わさっているのですが、少しでもスライド
後退量を増やすにはプラグのカラーが邪魔になります。
そこでいざぎよくプラグは取っ払います。しのままガイドとスプリングだけで組むと今度は
スライド先端からスプリングが飛び出してしまいますので、そうならないようABSでちょうど
いいサイズのワッシャーを作りスプリングを止めています。
今回リコイルスプリングをやや短くしてしまったのですが、スライド閉鎖の力が弱まって
しまったので失敗だったかもしれません。
いよいよスライド周りです。
まず、スライドストップの溝を大幅に埋めます。
実銃の後退量の資料が見つからなかったため、目分量で決めました。
少なくともホールドオープン時にチャンバーからバレルが見えないこと、スライドストップの
かかりが悪くならないことを念頭におきつつ適当に。
ブリーチ内部です。
超シンプル。
2枚目の写真で銀のピストンカップ下にあるのがリターンスプリングなのですがこれがまた
硬いこと。半分のテンションでいいのですがちょうどよいスプリングもなく、加工も難しいので
ほんの少しだけ短縮、その分引き伸ばし気持ちテンションを下げました。
さて、結果です。
ホールドオープン時の状態。
ビフォアー
アフター
これだけ違います。これでたぶんモデルガンのホールドオープン上状態と変わらないくらい
ではないかと思います。
ブローバックは元から軽快なので、スライドストップの係り具合にも問題はありません。
これで100点満点中65点だったP210も90点にグレードアップ!
これでロッキングラグがライブに動作してたらなあー。
BGM:張國榮「奔向末來日子」
2007年05月01日
Colt Government S'80 Custom
ゲームで積極的に使用することはありませんが、主にバックアップ用として
使用する1911ピストルの紹介です。

ウエスタンアームズ製タカ・カスタム、「ワイルドホーク」のスライドと、同社MEUピストル
アーリーモデルのフレームを使用した銃です。
エンジンユニット、バレル周りはすべてSCW2のユニット、ハンマーおよびフレーム周り
はSCW3のユニットになっています。
前後縦セレーションで地味なイメージですが、それゆえに味があるというか、日常携帯
するエブリデイキャリーガンと考えてもうるさく感じない見た目だと思います。
でありながらブレードタイプのドブテイル式フロントサイト、ノバックタイプリアサイト、
ビーバーテイルグリップセイフティ、ロングサムセイフティ、3ホールトリガーと基本的な
カスタムは取り入れてあります。

昔はこのタイプのスライドはあまり好みではなかったのですが、最近は結構はまって
きました。
グリップを適当なものを見繕ってやりたいところですが、それ以外特にいじるところのない
割と完成された銃になりました。
BGM:布袋寅泰「POISON」
使用する1911ピストルの紹介です。
ウエスタンアームズ製タカ・カスタム、「ワイルドホーク」のスライドと、同社MEUピストル
アーリーモデルのフレームを使用した銃です。
エンジンユニット、バレル周りはすべてSCW2のユニット、ハンマーおよびフレーム周り
はSCW3のユニットになっています。
前後縦セレーションで地味なイメージですが、それゆえに味があるというか、日常携帯
するエブリデイキャリーガンと考えてもうるさく感じない見た目だと思います。
でありながらブレードタイプのドブテイル式フロントサイト、ノバックタイプリアサイト、
ビーバーテイルグリップセイフティ、ロングサムセイフティ、3ホールトリガーと基本的な
カスタムは取り入れてあります。
昔はこのタイプのスライドはあまり好みではなかったのですが、最近は結構はまって
きました。
グリップを適当なものを見繕ってやりたいところですが、それ以外特にいじるところのない
割と完成された銃になりました。
BGM:布袋寅泰「POISON」