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CAYENNE
長物LBLK普及委員No.3
日本在住のガンマニアです。
ゲーム暦すでに20年、年齢の影響は日に日に大きく・・・
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Posted by ミリタリーブログ at

2008年06月03日

艶男、艶映画。弾丸んねー・・・

さて、今回のタイトルはなんと読むでしょう。
正解は「あでおす、あでしねま。たまんねー」です。

突っ込みどころ満載のキャッチコピーに不安になりながらも映画「シューテム アップ」を
見てきました。
期待2割不安3割あきらめ5割で見始めましたが・・・

いや、面白いですよ、これ。
好き、嫌いは明確に分かれると思いますけどおバカなB級アクション映画が好きな人には
おすすめです。

物語は生のニンジンをかじっている主人公の前を、銃を持った男に追われた妊婦が逃げて
行くところから始まります。

おびえる妊婦に迫る男。銃を突きつけられ絶体絶命のところで主人公が妊婦を助ける、
のですが・・・

25000発の弾丸が飛び交いラブシーンもエッチしながら銃撃戦しているのに、最初の一人を
殺した凶器がニンジンって・・・

ここで本編のライバル役でもある男が登場。殺した男の銃を拾って応戦しようとする主人公
ですが撃てません。
なんと、指紋認証に通らないと発射できない安全対策の施された銃だった!
敵役の言うことにはこれで銃犯罪が減るということですが、あんたらのやってることは犯罪
じゃないのか…

仕方なく妊婦の持っていた銃を手にすると「こんな安物」と文句を言いつつ激しい銃撃戦。
ここから本領発揮です。
多勢に無勢の主人公、おもむろに止まっている車のガソリンタンクを打ち抜きます。
通常のアクション映画ならそこにさらに銃撃を加え引火させるのがセオリーですが、この映画
は違います。
いきなりガソリンだまりに突っ込んでくと、一気にダイブ!ガソリン潤滑剤代わりにまるで氷上
であるかのようにつるつるすべりながら撃って撃って撃ちまくる。
滑る+撃つはB級アクションの必須プレイですね。

その後屋上に上がると倒した男から普通の銃を入手します。これがなんとシルバーのPT92…
今度はさして文句もいわず拾います。
迫る追手に対しネオンサインに発砲、火花を散らして威嚇しつつ残した文字は「FUCK YOU」。
隣のビルに飛び移り何とか難を逃れます。
ビルの谷間越しににらみ合う敵役。お返しとばかりにネオンサインに発砲、のこった文字は
「FUCK YOU TOO」

説明が下手で伝わりにくいと思いますが、こんなあほな展開が息つく間もない連続アクション
で展開され、これがラストまで続きます。

中だるみのないテンポのよさはなかなかのものものですが、それはこの映画が「B級アクション
映画にしかならなかった映画」ではなく、「丁寧にB級アクションの要素を盛り込んだ映画」だから
でしょうか。
しかし、意図してやっている、という感覚が鼻につくところもなく、通して爽快な作品です。

似たようなノリなのは漫画ですがジオブリーダーズの「ダイナマイトが150屯」。
あれが好きな人はきっと楽しめると思います。
映画なら「フロムダスクティルドーン」とか?

いつの間にそんな罠仕掛けたんだ、とかそれで弾が出るわけねーだろ、とか、いくらなんでも
その展開は無茶だろとか、笑いながら突っ込むところが山盛りです。
主人公の正体もわかったようなわかんないような。

そして何より笑えるのは、こんな映画で根底にあるテーマが「銃規制」(笑)。
ウケを狙ってやっているとしか思えません。

ストーリーの展開や謎解きなどはほとんどスパイス程度といえるでしょう。
結構真面目なイメージの俳優たちが出演しているのもポイントですね。

ここのところご無沙汰だったB級アクションにたっぷり浸れる90分です。
1800円出してみるのはつらいですが、1200円くらいでみられるならおすすめのいっぽんでした。


ガンマニア的にはそれほど目立って変な銃は出ていませんでした(M4とかMP5とかUZIとか)が、
物語のキーとなる「HAMMERSON」(ハマーソン)という1911クローンが唯一気になる存在でしょうか。
パラオード系?のハイキャパフレームにリアのみ斜め鋸刃状せレーション、ノバックサイト装備という
ごく普通の構成で、スライドの処理はハイキャパデュアルステンレスと似たようなツートン仕上げでした。
再現するのはたやすいようですが、あえて再現するほどでもないかなあ…

あと、便器に落としたPT92を必死に分解掃除しているシーンは哀愁をかんじますね。






  

Posted by CAYENNE at 22:44Comments(0)雑記