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CAYENNE
長物LBLK普及委員No.3
日本在住のガンマニアです。
ゲーム暦すでに20年、年齢の影響は日に日に大きく・・・
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Posted by ミリタリーブログ at

2008年02月21日

Jericho941 by HUDSON

IMI ジェリコ941です。
買ったらハドソン(Hard損)でおなじみ、ハドソン産業製ガスブローバックガンです。




イスラエルの総合軍事産業体であるIMIが開発したダブルカラム、ダブルアクションの
近代オートです。
設計思想はチェコのCZ75に近いもので、良質なCZクローンを多数製造しスプリング
フィールドアーモリーなど海外メーカーとの協力経験も豊富なイタリア、タンフォリオ社
のアドバイスのもと開発されたとも、そもそもタンフォリオが開発したとも言われています。



CZ75の弱点でもあるスライドの強度不足を、独特の台形スライドにすることで補うなど
総合的には優秀な銃に仕上がっているようです。
平面を主とした構成のデザインは、タンフォリオ社のCZクローンにも多くみられます。
またルーマニアはロムテクニカのクギールなど、ジェリコをさらにコピーした銃も存在
しています。

メディア露出という面ではそれほど目立ったものはなく、TAXIやトランスポーターなどの
映画、ロズウェル~星の恋人たちといったドラマに登場しています。



ハドソンのガスブローバックガンは、よくできた外観と上級者以下お断りレベルの中身
でその筋の人々に大変好評(普通の人にはおおむね不評)な製品です。

ジェリコ941も見事期待に応え、その初期製品の出来は店が扱いを拒否するなどの
伝説を生みました。
現在私の手元にある2挺は両社第3ロットあたりの製品で、初期に比べればだいぶまし
になったが現行のモデルからみると問題だらけという製品です。

現在手元にあるのは4代目、5代目で、すでに3挺が修復不能な状態に壊れました。
なお、マガジンはすべてガス漏れします。
運がいいと年に2、3度ガスが入ることもありますが、それも一時的なものでしかあり
ません。
いずれハドソン純正スリーピースバルブを試してみたいと思っています。

作動に関しては、ガスさえ漏れなければ悪くありません。ブローバックのキックも強め
で、そのせいでスライドが割れることがあるほどです・・・

実射性能に関しては・・・
HOPバレルのはずなのですが、箱出し状態でバレルがくるくる回転しました…
その後バレルを固定しなおし調整しましたが、このモデルはそもそものつくりが欠陥
ともいえる構造なので、よく飛ぶとかよく当たるとかいうことには一切期待できません。


昔から好きで、とてもお気に入りの銃ですのでいずれはチューニングを施し、または
中身をそっくり別のものに入れ替えてでも(笑)使ってあげたいものです。
バリエーションで941Fが出てくれれば、少なくともスライド破損は防げるのですが。






  

Posted by CAYENNE at 00:11Comments(0)ピストル