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CAYENNE
長物LBLK普及委員No.3
日本在住のガンマニアです。
ゲーム暦すでに20年、年齢の影響は日に日に大きく・・・
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Posted by ミリタリーブログ at

2007年11月26日

FN FiveseveN USG 6mmByMarushin

世界に冠たる銃器メーカー、歩兵の守護神FNの新世代ハンドガン、ファイブセブンピストルです。


GPMGにMAG、SAWにMINIMI、アサルトライフルはFAL、FNC、サブマシンガンにP90、
ハンドガンは伝統のハイパワー、開発した弾薬は5.56mmNATO正式弾になるなど、まさに
世界の歩兵の運命を握るFN。
その中でも、ペルー大使公邸占拠事件で名を広めたP90サブマシンガンは5.7mm×28と
いうライフル弾より小型でながらボディアーマーを貫通しつつも人体内部でのダメージも大
きくなるように設計された特殊な弾薬を使用します。
この弾薬を使用するように設計された拳銃が、このFN5.7、Five-seveNピストルなのです。

当初、ボディアーマーも貫通する拳銃というその性質上、民間への市販は行われていません
でした。公的機関用に何種類か用意されていたのみで、一般にはなじみのない拳銃でした。
のちにやや貫通力を落とした弾薬を使用することにより、市販がかなったのです。

スライドまでプラスチックで覆われた形状は特異とされ、ゲテモノ(笑)呼ばわりされることも
あるようですが、私としては非常にFNの伝統にのっとった形状に感じます。
100年以上前のM1900によく似ているといえるのではないでしょうか。


マルシンのファイブセブンは、米国向けシングルアクションモデルのUSGを再現しています。
これは6mmバージョンです。



実銃と同じくインナーハンマー式のシングルアクションを採用しています。
トリガーの切れは良好で、気持ちよくスカッとハンマーが落ちます。
スライド内部がプラスチックながら2層構造になっていたりと作りは結構リアルです。
安価なコッキングガンをのぞけば、操作レバー類が樹脂製というのがとても新鮮です。
また、普通の銃は通常分解時ににスライドストップを抜く、もしくはディスアッセンブリー
レバーを操作した跡に、レールに沿ってスライドを引き抜きますが、このファイブセブンは
分解レバー操作後スライドが真上にはずせます。これもなかなか面白い構造です。



マガジンはマルイDE50AE並みのサイズですが、連射には弱いです。
連射していると目に見えて動作が悪くなります。ガス効率が悪いのでしょうか。
調子のよいときのブローバックは非常に軽快で快調なのですが、冷えに弱いのでその実力
は夏しか発揮できないかもしれません。
ピストンのガスシール用パッキンをYリングなどにすると多少はよくなるかもしれませんが。

実射性能はその特殊なLD2システムのため非常に悪く、調整しても5mで狙ったところに
あたりませんでした。
同じシステムのP210はなぜか異常によくあたるのですが…

インナーバレル、ピストン周りのカスタムパーツが出ればよい銃に生まれ変わると思いますが、
その前にマルイのファイブセブンが出てきそうですね…

しかし、性能云々ということより重要なことがあります。
ここ数年発売されたガスガンのほとんどが「何かのバリエーション」であったなか、こういた全く
新規の銃を開発してくれるメーカーは、とても貴重で重要であると思います。

ぜひ、どこかのメーカーで「スプリングフィールドXD」を・・・  

Posted by CAYENNE at 21:49Comments(0)ピストル