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CAYENNE
長物LBLK普及委員No.3
日本在住のガンマニアです。
ゲーム暦すでに20年、年齢の影響は日に日に大きく・・・
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Posted by ミリタリーブログ at

2007年12月23日

Hi-capa 5.1 改 by Tokyo Marui

東京マルイ製、ハイキャパ5.1カスタムです。



あのマルイから.45オートが出ると話題をさらい、一世を風靡したハイキャパ5.1。
マルイらしくしっかりとした作動と高い命中精度であっという間に広まり、全国のゲーム
フィールド、シューティング会場で高い出現率を誇りました、
今となっては後発のSIGP226R、グロックに押され、独自デザインということもあって
ゲームフィールドでそのままのものを見かける機会も少なくなりました。
ノーマルでのスタイルは正直かっこいいとは言いがたく、セレーション角度などデザイン
自体も何かちぐはぐなイメージがありました。
もっとも、後のバリエーションモデルである4.3はまとまったデザインになっていたところ
はさすがというところでしょうか。
もちろん、かっこいい悪い、どう感じるかは人それそれなのですけど。



しかし、ノーマルのデザインで満足しない人はやはり多かったようで、さまざまな外装
カスタムを施した「俺」仕様のハイキャパが多数登場することになります。
豊富なカスタムパーツ群もそれに拍車をかけ、百人百様のハイキャパが生まれたの
ではないでしょうか。
まさに実銃の1911系と同じような構造になったわけです。
元の実銃があらゆるカスタムが出尽くしたともいえる1911ですから、トイガンでもその
可能性は同様に広がっているといえるでしょう。

かくいう私は、正直言えばハイキャパシティフレームというのはメーカー問わず好みで
はありません。
たとえ弾数で不利であっても、1911はやはりシングルスタックに限ります。
実際、軍隊や警察の特殊部隊などというところでも、ハイキャパシティフレームを採用
したのは旧HRTガンくらいしか知りませんし、そのHRTガンも後にやはりシングルスタック
フレームのものに改められました。やはりシングルが一番なのです(笑)

しかし、サバイバルゲームの用途で考えれば、1マガジンの容量が大きく、またマガジン
単価も安いハイキャパはとても有用なツールです。
またハンドガンだけに取り回しもよくインドア戦ではトップクラスの戦力になるでしょう。
また精度に関しても、私の愛用するウエスタンアームズ製1911は、いわれているほど
ひどいものではありませんがやはりマルイハイキャパに比べれば明らかに劣ります。
10mまでまず外れませんが、それ以上になるととたんに心もとなくなります。

そして何より、このハイキャパを作るきっかけになったのは、今の愛用のウェポンライト
であるシュアファイアのM101を手に入れたことです。
なんと、その当時買ったはいいがライトをつけられる銃が1挺も無かったのです…。

ならいっそ一から作ってしまおう、どうせならハイキャパでやってみようと考えました。



イメージはかつて雑誌やKSCのカタログで話題になった「Entry1」です。
5インチサイズフルレングスのレイルドフレームに短めのスライドとコンペンセイター
をちょうどフレームと同じ長さになるように設定する。
このイメージで決めたとき、なんとも都合の良いパーツを見つけました。
タニオ・コバのハイキャパ4.3用ヘビーウエイトスライドと、フリーダムアート製の
アキュコンプシステムです。まさに理想的でした。
また、それにあわせ5.1の銃に4.3インチスライドスライドを載せるためのパーツを
組み、さらに全身真っ黒になるようにパーツを選択しました。
使用したパーツは
・タニオ・コバ ヘビーウエイトスライド レスベアモノリスタイプ
・フリーダムアート 4.3用アキュコンプシステムB Type-e
・タニオ・コバ メタルアウターバレル
・ライラクス 4.3リコイルスプリングガイド
・ライラクス ロングマガジンキャッチ(現在エクステンション部分は取り外し)
・ライラクス アンカーフック付メインスプリングハウジング
・ライラクス ロングスライドストップ
・PDI OZトリガー
・タニオ・コバ タクティカルグリップ
・東京マルイ 4.3用純正オーバルハンマー
外見でノーマルのパーツが見えるのはサムセイフティ、グリップセイフティのみです。



内部パーツはノーマル、インナーバレルはアキュコンプシステムに付属していた
KOBAツイストバレルです。
ハンマーをマルイ純正にしたのは、硬質素材のハンマーに変えるとシアも変えなくては
ならなくなり、バランスが崩れると考えたからです。
なお、ハンマーは側面の突起を落とし安全装置をなくした代わりに独特のゴリゴリした
トリガープルは改善され、ズムーズで切れの良い仕上がりになっています。
引き始めはじめやや抵抗があり、明らかに感触が変わるポイントまで来ればあとは力
をほとんどいれなくてもハンマーが落ちます。


スライドは予想通りにフロント部分が割れ、一度ちぎれかけました。
補修しつつ補強して、現状ではまったく問題なく作動しています。
しかし、作動スピードやキックによるぶれの軽減、耐久性などを考えると4.3純正の
スライドを使用したほうが良いのかもしれません。


グリップに関しては、STIタイプのものにするかこちらにするか最後まで迷いました。
Entry1をモデルにしリアルっぽくするのであればSTI型だったのですが、ここはあえて
実用性を重視してコバグリップにしました。
曲面を取り入れた非常に握りやすい構造のグリップで、手の大きい人にも小さい人にも
握りやすいと思われます。



重量バランスはアンカー無しでグリップのトリガーガード付け根、ちょうど中指があたる
部分が重心、アンカー付でややグリップ側、ライトをつけてフロントヘビー、という感じです。

アンカーは正直いまだに迷っているのですが、モノポッドとして考えればそこそこは有用
と考えられ、はずすにはいたっていません。

おもった通り、シュアファイアのM101とブルーフィルタがぴったりハマる銃になりました。



シュアファイアのウェポンライトはバーテック規格?に対応しており、そのままではアキュ
コンプのレイルにがっちり取り付けできません。
レイルのみぞ中央、グリップよりにリュータなどで溝、もしくはくぼみを追加してやることで
しっかり装着できます。
ITIのM3ならそのままでつくのですが、小ぶりすぎてセミが木に止まっているようです。



結果としてハイキャパであるにもかかわらずお気に入りの銃になりました。
銃の性能はベースの素性のよさもあって抜群なので、狙ったところになかなか
当たらないのは私の腕のせいであることは疑う余地はありません。  

Posted by CAYENNE at 04:31Comments(2)M1911系