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CAYENNE
長物LBLK普及委員No.3
日本在住のガンマニアです。
ゲーム暦すでに20年、年齢の影響は日に日に大きく・・・
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Posted by ミリタリーブログ at

2007年04月17日

MiL-TEC タクティカルベスト

今回は私のゲーム時の装備品の紹介です。
 

最近はPMCブームや装備の進化により、プレートキャリアや腹巻弾帯(チェストリグ)が
主流になりつつあります。
かくいう私もブラックホークのチェストポーチを利用していますが、一昔前は特殊部隊
と言えばまずタクティカルベストが主流でした。

タクティカルベストの利点はマガジンポーチやグレネードポーチ、ユーティリティポーチ
などが一体で体にフィットするため身につけやすく動きやすいということが挙げられます。
いちいちこまごまと付けなくてもベスト一つはおれば必要なものが付いてくる、というのは
即応性が高く有効と思われます。

ただし、固定型のベストの場合、装備の自由度が下がってしまうため使いにくいという問題
が発生する可能性があります。
のちのものではベルクロテープなどでポーチの付け替え、位置替えが自由にできるものが
多くなりました。
現在はMOLLEシステムなどで高い自由度を持った者も多く、ベストやハーネスだけ購入
してポーチは後から好きなものを購入する、というものも増えています。

今回のミルテックベストは、「南アベスト」などと呼ばれる形状のものと思われます。
ポーチの自由度はなく、すべて固定。
前面上段のマグポーチはM16系30連マガジンを2本、下段はそれぞれ1本を収納可能。
下段は片方がユーティリティポーチになっています。
左右はキャンティーンポーチ?のようなものですが、ダンプポーチに使えます。
またそのポーチ前面にもM16マガジン1本が入るポーチがひとつづつついています。
背面はハイドレーションポーチのようですが、上下が完全に分割されています。

肩のパッドは厚く、各部の調整幅も非常に広いので装着感はよいのですが、上段の
マグポーチにマガジンが履いていると下段が取り出せないため、マガジン取り出しの
順番があるなどやや使い勝手の悪い面もあります。

メーカーはドイツ軍にも納入実績のあるミルテック社?のようです。

安いのが魅力ですが、生地はしっかりしています。
メッシュ素材で通気性も良好。

イーグルなどの高級品と比べれば見劣りしますが、M16サイズのマガジンを使用する入門者
には良いベストだと思います。
国内でなかなか見かけないので、入手は難しいかもしれませんが何かのこだわりがなければ
わざわざ海外通販で購入するほどのものでもないでしょう。

  

Posted by CAYENNE at 17:27Comments(0)装備品

2007年04月17日

M134 Minigun by Asahi Firearms

MYトイガン人生最大の一品、M134バルカン(ミニガン)です。

申し訳ありません、今回は古い写真なのでいつも以上に見にくいです。

アサヒファイヤーアームズ製、M134バルカン。
トイテックのものと並んでトイガン史上にのこる怪物です。
商品名も本体に貼り付けてあるラベルも「Vulcan」となっていますが、本来はミニガンと
呼ばれるはずです。
「バルカン」とは20mm口径のM26バルカン砲の通称であり、その小口径版と
いえる7.62mm口径のM134は「ミニガン」で、さらに小口径の5.56mm口径のものは
「ミニミニガン」と呼ばれるはずだったようですが、実用化はされなかったようです。

アサヒ製のトイガンでも重量は16Kg前後あり、もって移動するのもひと苦労です。
もちろん、実物は人間がもって撃ったりはせず、ヘリなどの砲架に固定して使用します。

カテゴリは「ガトリングガン」になります。

ベトナム戦争時にはヘリに搭載され、兵士をピックアップする際や援護の際、小隊中隊
規模の敵に対し1門で対抗しうる兵器として活躍しました。
また、UH-60ブラックホーク、MH-6リトルバードなどにも搭載されており、その制圧力
は映画「ブラックホーク・ダウン」でも描かれています。

しかし恐ろしいのはアメリカにはこれを個人所有してる人もいるらしく、マシンガン祭り
の映像などでバリバリ撃ちまくっている映像を見ることがあるのですが…
7.62mmを1分間に2000~4000発ぶちまけるわけです。
さっと調べた感じ、.308Winchesterではフェデラルのフュージョンという弾薬が
1パック20発入り24.25ドル(安め?)
2000発で計算してまあ、大体1分間で28万円。ぎゃー。
お金持ちがすごいのかマニアがすごいのか。
見てくださいこの弾の減り方。

軍ならともかく個人で考えると…
アホですよね。
(あとで調べたらウルフというメーカー製の鉄薬莢+FMJのバルク品が1000発で279.99ドル
で売られていました。いやー、なんか使うのがおっかない値段ですね。)

現在はDillon Aeroという会社が取り扱っているのか、その会社のページにM134の
プロモーションビデオがあり、M240マシンガンと比較しているのですが…
そりゃ、撒いてる弾数が違うからなあ。  

Posted by CAYENNE at 02:39Comments(0)過去の栄光

2007年04月17日

STRIDER EB-LS(CQB)

今回は愛用のナイフの紹介です。
愛用といってもシースナイフで携帯性はよくないので「そういうところへ出かけるときの」、
ということですが。


一時良くも悪くも日本ミリタリーマニアを席巻したストライダーのナイフです。
ストライダーCQBと呼ばれるEBモデルのスピアポイント、ロングタイプです。

ストライダーといえば戦場ではいざ知らずこと日常のアウトドアフィールドでの実用性に
かけるナイフが多いのですが、MFS(マイファーストストライダー)やこのEBスピアポイント
のシリーズなどは案外使えます。

ブレードの質、防錆など表面処理、最終仕上げなどはひどいものです。中国製の安い
ナイフのほうがまだきれいでしょう。
つかいがってももっと安価なコロンビアリバーのナイフなどではるかに使いやすいものが
たくさんあります。
コレクションなどでナイフそのものを愛好する人には見向きもされなくてもしかたがない
といえるでしょう。

私ももともとストライダーのナイフは興味ありませんでしたし、こんなものに10万単位の
お金を出す気にはなれませんでした。
だってねえ、普段暮らしてて車のフロントガラスを切り裂く必要はありませんし。

しかし、ひょんなことから写真のモデルの旧型、ホローグラインドのころのEB-SSを
手に入れたことがありました、SSはショート、スピアポイントで写真のものよりやや
小柄でした。
ごく一般的なドロップポイントのナイフで、刃が厚すぎて切ったにんじんの切片が
飛んでいくことを除けばイメージより使いやすいナイフでした。
何より、もともとよくない表面処理、異様に厚いブレード、とにかく高い硬度のおかげで
手入れは面倒なものの破損を気にせずがんがん使えるというのが大きなメリットでした。

廃車のフロントガラスを切ってみたり鉄板をついてみたりもしました。
キャンプやバーベキューでもがんがん使いましたが、結局大きな破損はありませんでした。

ほかのナイフを買うため手放したときはまだストライダーブームのさなか、品薄のころだった
のでそんなナイフも3万円ほどで処分できたのです。

時は過ぎ、異様なブームも異常な価格設定もなくなり、ストライダーがごく普通のナイフの
ひとつになったころ、ふと手放したナイフのことを思い出しました。
あんなふうに何にも気にせず使えるナイフというのもいいものだな、と。
そのときはコロンビアリバーのフォルダーとクリス・リーブのシャドウ4を主に使っており、
充分酷使していたのですが、あの異様な厚みから来る存在感が懐かしくなってしまいました。

今回手にしたのは以前のものよりやや長めのロングモデル。
値段も前のを手放したときとほぼ変わらぬ参萬円と、普通の価格で購入できました。
携帯性も使いやすさもショートのほうがよかったかもしれません。
ロングといってもブレードの長さはほぼ同じでハンドルの部分が長くなり、持ち方の幅が
広がっています。なるほど、CQBというなら確かにこっちのほうがいいのかも。


刃付けの処理は以前より幾分よくなっています。ただし、表面処理のほうはやはりよいとは
言えません。
タイガーストライプの模様以外に染みがあったり、せっかくのステンレス(ATS-34)なのに
さび止め効果が出ていなかったり。
硬度はHRC60から61程度とのことで、研ぎにくいです。
メンテナンスまで含めて実用的なのは58程度ですかね。

1枚目の写真のシースは、著名なカスタムナイフビルダーによるワンオフのスペシャル
シースです。ああ、作者の名前忘れた…orz
通常はカイデックスのシースがついていますがこれがまた硬い。

今回のものはきちんとできていますが以前のものはバリでまくりでナイフの表面処理を
がりがり削り落としていました(笑)。
また、ベルトの固定方法は最近ホルスタでも多くなったTEK-LOKで、この使いやすさは
秀逸でした。当時もホルスタに使えないかと思ったこともありました。
TEK-LOK自体は単体で980円もあれば買えるので、ベルト通し式のポーチなどを改造
してTEK-LOKにすれば使い勝手は向上するでしょう。

とにかくあらが多く、品質から見てもファクトリーナイフとしては非常に高いのですが、
がんがん使える→使用時間、回数が増える→メンテの機会も多い→また使用する
というサイクルのためか、妙に愛着のあるナイフです。
ダイヤモンドシャープナーの一般化でメンテもだいぶ楽になったので、いざ家から一本
持ち出すというならこれでもいいかもしれません。


  

Posted by CAYENNE at 01:26Comments(0)ナイフ